私が後見人として選任されていた、被後見人の方が亡くなりました。
被後見人が亡くなると、後見人はどこまでしてくれるの?
家族と後見人の役割分担は?
と、気にかかることが色々あると思います。
後見人の職務は、原則、被後見人が死亡したら終了します。
そのため、葬儀の手配をしたり、残っている支払いをしたりということは、原則親族がしなければいけません。
相続手続きも、後見人は行うことができません。
お預かりしていた通帳や現金などを、相続人に引渡して終了となります。
もちろん、その後でご家族から依頼をいただいて相続手続きを行うことは可能です。
後見人がいるから相続手続きは安心・・・というわけではないのです。