遠方に居住していて管理をすることが難しい、子供たちに負担をかけたくない・・・などさまざまな理由でお墓を持たない選択をすることも増えています。
その場合、どのような方法があるのでしょうか。
共同墓地 |
寺院や廟所に合同で納骨すること。合同の法要等があり、案内がきます。
費用の目安 | |
東別院 | 7万円~ |
大谷廟所 | |
寺院 |
喉仏のみ、共同墓地に埋葬する場合、3万円~可能です。 ご紹介させていただくことが可能です。お問い合わせ下さい。 |
散骨 |
ご遺体を火葬した後、細かく粉末状にして、海、空、山中などに撒く方法。夫が戦死したニューギニアの海に撒いて欲しい・・・・といった希望の方もいらっしゃいました。
しかし、散骨は違法ではないのでしょうか?現在の国の見解では、「希望するものが相当の節度をもって行なう場合は処罰の対象としない」とされております。相当の節度がどの程度であるか判断が難しいところではありますので、自己責任で行なうということになります。
散骨は故人の強い希望があってのことと思いますが、それを実現するには遺族の協力や理解が必要であり、まだまだ一般的とはいえないのではないでしょうか。
献体 |
死後に遺体を解剖教室などに提供し、医学の発展に活かすこと。献体を希望する場合は、生前に申し込みをし
さらに献体実施時には、遺族や関係者が提供に同意してはじめて献体が実行されます。
遺族が同意をした場合は、すぐにご遺体のお迎えが来ますので、ご遺体とのお別れをする時間がほとんどありません。その後、遺骨の返還を希望の場合は解剖が行われてから返還されることになりますので、2年程度かかる場合があります。遺骨の返還を希望しないこともでき、その場合は共同墓地に埋葬され、合同の法要が行われます。遺族はそれに出席することができます。
墓じまい |
先祖代々のお墓を手放すこと。墓守をする者がいなくなる、遠方に住んでいる・・・など理由はさまざまですが、このような選択をする方も増えているようです。
遺骨を移す際の費用、もとの墓のあった寺院へのお布施など、思いのほか費用がかかってしまう場合もあります。墓のある墓地や寺院とよく打ち合わせをして、手続きをすることが必要です。